1947年9月21日 メイン州ポートランドの総合病院で生まれる。
本名 スティーヴン・エドウィン・キング
父 ドナルド 母 ネリー 兄 ディビッド

キングが2歳の時両親が離婚して、少年時代は母親と各地を転々とする生活であった。
作家志望だった父が親戚の家に残した蔵書を読み漁り、キングも小説を書き始める。
12歳の頃から、商業雑誌に自作の小説を投稿するが採用はされなかった。

高校生時代に短編小説を自費出版で発表。

奨学金を得てメイン州立大学に進学する。専攻は政治学。副専攻は言語学。
1967年に商業誌に短編「The Glass Floor(鏡の床)」が採用される。原稿料は35ドルであった。
大学の三回生から創作科の講義をとっている。
この頃に妻となるタビサと知り合い、四回生になると二人は学生結婚をしている。

教員免許を取得して大学を卒業したが、教員の職はなくクリーニング工場に勤務することになる。
高校の教師となるのは翌年のことであった。
収入が少ないなか長女も生まれ、トレーラーハウス(車内生活)での貧しい生活をおくる。
作家になる夢を捨てきれず、夜間の限られた時間に小説を書いては出版社に投稿するが、
どこにも相手にされず自信を失っていた。

そんなある日、ごみ箱に捨ててあった原稿を読んだ妻のタビアが、キングに完成させるように勧めてみた。
一旦ごみ箱に捨てたこの「キャリー」という小説をダブルディ社が買い上げ、キングの初の書籍として出版された。
その後、新しく作品を発表するたびに出版部数は増えていった。
ベストセラー作家となったキングは、モダンホラーの帝王と呼ばれるようになる。

現在のキングは自宅の仕事場で午前中に4時間執筆をして、午後はスタッフと共にビジネス活動をしている。
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